今更聞けない葬儀参列時のマナーの疑問

Posted by ジャポン on 2015年6月20日

葬儀に参列する機会は多いものの、見よう見真似で行っている作法が、本当にマナーに適っているのか、今更人に聞けない疑問も多いものです。その中でも疑問として多いのが、不祝儀の表書きと仏式での焼香の作法でしょう。
まず不祝儀の表書きは、仏式ではご香典やご霊前(浄土真宗では使わない)を使います。また、神式では御玉串料、御神前、御霊前などが、さらにキリスト教では御花料や御霊前が使われます。
どのような宗教・宗派によって葬儀が執り行われるのか、事前に分かると参列者にとってはありがたいもので、会社などの場合、従業員の両親などの葬儀連絡を関係者に行う際に、宗教や宗派を記載すると言った配慮をしている所も多いものです。
また、最近では不祝儀を受け取らない事が増えていますが、その場で受け取ってほしいと押し問答するのではなく、49日の法要等に御供え物をする事で、気持ちをお伝えするのがスマートでマナーに適っていると言えるでしょう。
次に焼香の作法ですが、まず遺族と僧侶に一礼した後、遺影を仰ぎ見て一礼し、この後に親指、人差し指、中指の3本で抹香をつまみ、軽く下げた額まで押し上げ、その後静かに香炉に落とし入れます。ただし、浄土真宗では、額まで押し頂かず、そのまま香炉に落とし入れます。投げ入れ焼香と言う作法です。
更に焼香の作法で迷うのが回数です。回数は宗派によって異なり、浄土真宗本願寺派は1回、浄土真宗大谷派と曹洞宗は2回、 他の宗派は1~2回または1~3回が多いです。こうした正式な作法は別にして、通常3回される方が多いですが、参列者が多い場合などは、1回にした方が良いと言えます。
焼香後は再度、遺影と遺族、僧侶に一礼して席に戻ります。正しい作法に越した事はありませんが、浄土真宗では投げ入れ焼香が作法だと言う程度の知識を持ち、回数まで厳密に守れなくても、そこまでこだわる遺族もおられません。作法も重要ですが、それ以上に故人を悼む気持ちが大切です。